« 自然の脅威に注意して森作業 | メイン | 熱中症と蜂対策万全で森作業 »

2022年8月 6日 (土)

いのちを守り、平和の心で森作業

 今日は8月6日、足尾の9時の気温は20℃。曇り空が広がり草刈り日和です。

Cimg0013

 8時30分に作業小屋に着くと、福原さんが軽トラに必要な道具を積んでいました。鎌田さんと筆者も、刈り払い機、トラロープ、ペンチ、針金などを軽トラに積むのを手伝いました。森作業参加者が全員そろいましたので、久しぶりにホットコーヒ―を飲みながら森作業のミーティングを行いました。

Dsc06986

 今日は、広島に原爆が落とされた日。9日には長崎。20万人の方が犠牲になりました。

 足尾でも、8時15分に街中にサイレンが1分間鳴り渡りました。自然破壊の最たるものは戦争だと思います。私たちは人類の生存基盤を健全にし、愛する人の命を守るために森づくりを通じて平和の松明を灯し続けようと誓いをあらたにしました。

Dsc06988

 午前中は8月2日の森作業に続き、JRFUが植樹した斜面の草刈りと獣害柵の修繕を行うことにしました。ミーティング終了後、直ちに臼沢現地に向いました。各自、蜂対策グッツや鎌などを持って臼沢の階段を登っていきました。

Dsc06989

Cimg0019

Dsc06997

 

 JRFU植樹地に到着し、鎌田さん、清水さんと筆者は手鎌で草刈りを行いました。10時頃になると気温がグングン上がり始め、温度計は30℃を差していました。

Cimg0023

Dsc07023

Cimg0027

Dsc07037

Cimg0037

 獣害柵修繕は、福原さんと済賀さん。北側の獣害柵を尾根まで登りシカやウサギが入れないようにしました。しかし、お互いの知恵比べですので定期的な点検が重要です。

Dsc07029

Dsc07084

 JRFU植樹地の草刈りと獣害柵修繕を終え、上段から3段目の植樹地の草刈りに移動しました。目を凝らしてみるとミズナラやブナ、イロハモミジなどの幼木が草の中に埋もれています。幼木を切らないように手鎌で草を刈りました。

Dsc07081

Dsc07074

 

 階段東側の植樹地の草刈りを終え時間が12時になりましたので作業に区切りをつけ下山しました。

Dsc07071

Cimg0048

Cimg0052

 12時30分に作業小屋に戻り、昼食を取りました。

 午後の気温は32℃に上昇しましたが、時折吹く爽やかな風が涼しく感じました。

 午後は、りんねの森の土壌改良ブロックの穴掘りを行いました。穴掘りはこれまでの掘方とは違いました。まず、掘る場所に鎌田さんが鉄の棒を刺してぐるぐる回し、土壌を柔らかくした後に、スコップで直径30cm、深さ30cmぐらいの穴を掘りました。そこに2袋(1袋14ℓ)の黒土入れました。効率も良かったのか、小一時間で50個の植樹箇所を掘ることが出来ました。

Dsc07132

Dsc07139

Dsc07149

Cimg0062

 その後、使用した道具類を片付けて、作業小屋で簡単なミーティングを行い、15時40分に本日の森作業を終了しました。

Cimg0017

Dsc07157

Dsc07179

 本日の参加者は、鎌田さん、福原さん、済賀さん、清水さん、筆者・大野でした。

(報告 大野昭彦)

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/34251655

いのちを守り、平和の心で森作業を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック