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2021年10月の13件の記事

2021年10月11日 (月)

地球温暖化にブレーキをかける福島県民になりたい

 本日(10/11)は、さわやかな海風を受けながら「応援隊第3回役員会」を雫育苗場で開きました。今日は、10/24の第9回鎮魂復興市民植樹祭の取り組みについて議論を深めました。植樹祭は昨年同様にコロナ感染防止のために市民限定の縮小規模(200名ー2500本の植樹)となりました。そこで、私たちは、応援隊が積極的に植樹をリードしていくことにしました。20211011 前日の準備作業には市役所の武内農林整備課、鎮守の森の箱崎さん等と話し合い、きめ細かい報連相を行いつつ、万全な体制で臨んでいくことにしました。スタッフの顔を見るとやる気満々で、「任せなさい」との意気込みが感じられました。20211011_2  休憩タイムではホットコーヒーを飲みつつ、渡部代表の差し入れの煮たまごをほおばりました。農園で採れたオクラは各自が家庭の食卓の一品料理として持ち帰えりました。20211011_3 20211011_4 会議では、森びとプロジェクト福島県ファンクラブが県議会に提出した地球温暖化防止「2050年までに温室効果ガス排出ゼロ」の請願書は県議会で全会一致可決・採択された報告もされました。スタッフからは「アクションを起こすことが大事」失敗しても最後までやることの大切さを学んだと話していました。これまでの森びとプロジェクトをはじめ高野・椎根両県議、「県民連合」のご指導によってなしえたものであると感謝します。Photo_7 役員会終了後、タンクへの給水作業と農園で育った赤トウガラシを収穫し全員で後片付けを行い散会しました。20211011_5 120211011 14時から高野県議との打ち合わせですが、松林、岩橋、斎藤福島県FCと筆者は今回の植樹祭の会場周辺を見ました。下写真は会場のマウンドです。20211011_6 20211011_7 その後、高野県議との打ち合わせを行いました。県議からは、これまでの請願書の扱いをめぐってのお礼と今後の流れを説明されました。陳情書の採択後は、県(執行機関)で検討を行い、来年の予算案へと反映させるために、陳情書の詳細をきちんと検証していくことになるそうです。今後は、私たちと高野県議と共に「地球温暖化防止」に向け、できることを精一杯活動していく誓いをしました。20211011_8 20211011_9 今日の参加者は、渡部、松林、岩橋、道中内、菊地、岩橋(恵)、山田、佐藤、東城、斉藤でした。(報告 東城敏男)

2021年10月 8日 (金)

透きとおった青空に感謝しながら足尾の森作業

Dsc05880 本日(8日)の足尾・松木沢の朝、時刻は8時20分で気温は15℃でした。透き通る青空が出迎えてくれましたが、少し肌寒い朝でした。Dsc05875Dsc05873 早速、ホットコーヒーを飲みながらの作業打合せ、20日に行う今年最後の里親植樹の培養土揚げと「民集の杜」の草刈りをすることにしました。9時に作業開始、背負子に培養土を積み、植樹地に運び揚げました。すでに植えたヤマモミジの幼木は真っ赤な化粧をして、私たちの気持ちを和ましてくれました。植樹地に置いてあった培養土は土留め柵内に入れました。土留め柵2段分を整え、培養土15袋はもう1段分として仮置きしました。Dsc05878 Dsc05874 作業途中の休息は、透き通った青空のもとでの贅沢なひと時になり、爽やかな秋風で汗が引きました。午後は、早めの昼食後の作業にし、「民集の杜」の草刈りを行いました。Dsc05877 本日の作業者は、橋倉さん、加賀さんと筆者でした。(報告・済賀正文)

2021年10月 7日 (木)

渡良瀬川源流の森を元気にしたい!熱い思いがあふれた森作業。

 本日は10月7日(木)、森びと広場の9時の気温は16℃と肌寒く、松木の山々は雲に覆われています。

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 本日の森作業には、9月7日に栃木県ファンクラブが栃木県議会に地球温暖化防止に向けた陳情書を提出した下野新聞の記事を見て連絡をいただいた佐野市在住の山内さんが参加してくれました。

 話しを伺うと、山内さんは東日本大震災で被災した南相馬市の復興ボランティア活動や、2年前の台風19号で佐野市内の旗川や秋山川が氾濫した際も床上浸水の被害を受けた家屋の土砂除去などに汗を流してきたそうです。渡良瀬川は氾濫を免れましたが、「下流域を水害被害から守るためには源流の森の保水力を高めなければならない」と足尾の森作業に参加した思いを話してくれました。

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 大塚さんが入れてくれたコーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせをし、20日の里親植樹地への黒土運びをすることにしました。筆者清水は山内さんを松木、新松木、民集の杜、臼沢の森を案内し、多くのボランティアの皆さんと育ててきた森を見ていただきました。

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 12時近くなり、森作業グループの下山に合わせ作業小屋に戻り昼食をとりました。大野さんから大きな梨“にっこり”の差し入れがあり、食後のデザートにおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

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 黒土は、袋の破けてしまったものを含め31袋を臼沢西の森に運び、午後はバケツリレーで109袋を上部に積み上げました。黒土の袋は水分を含み重さが増しているので、急斜面での土上げは大変です。腕は震え、掴む手の握力が弱ってきます。階段に並び、10袋上げたらひと休みし呼吸を整え、場所を交代しながら、無理のないように運び上げました。

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 20日の植樹地にはすでに黒土が入れられており、まだ土の入っていない場所に土入れをしました。

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 運び上げた黒土と一緒に記念撮影。下山し背負子と空き袋を片付け、本日の森作業を終了しました。

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 作業小屋で本日の作業を振り返り、山内さんからは「木を育てることは本当に大変。勉強になりました。今後も森作業に参加したい」と感想をいただきました。温室効果ガスを吸収し、豪雨災害を少しでも食い止めるために、渡良瀬川源流の森を一緒に育てていきましょう。

本日の森作業は、大野、鎌田、大塚、山内、清水でした。(報告・清水卓)

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