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2019年6月19日 (水)

「温暖化にブレーキをかける要望書」に賛同する国会議員の有難いコメント

Photo  昨日(18日)は、足尾・松木沢の急斜面の草地を耕し、土が流れない土留め柵を造った所に580本の幼木(イオン環境財団助成金で購入)を植えました。この幼木たちの機体に応えるように、東京事務所には地球温暖化にブレーキをかける国会議員から賛同の声が届いています。

Photo_2  14日の午後から昨日にかけて「地球温暖化にブレーキをかける要望書」に賛同のご意見が5件届きました。また、立憲民主党本部事務局からもアドバイスが届きました。

Photo_3         みちくさ庭に心が和む花が

 要望書に賛同してくれました方々は、立憲民主党・参議院議員の杉尾秀哉さん、無所属・衆議院議員の階猛さん。要望書に「どちらでもない」とご意見を寄せてくれた方は、立憲民主党・衆議院議員の道下大樹さん、立憲民主党・衆議院議員の長尾秀樹さん、立憲民主党・衆議院議員の岡島一正さんは「選択肢に該当ない」としてご意見を寄せていただきました。

Photo_4       ブラックベリーの花(みちくさ庭)

 道下大樹さんからは、「森林減少の大きな原因のひとつである農地転用問題は、確かに課題であるが、国内と国外で事情が大きく変わるため、一律に自然林伐採を禁止するのは偏りすぎているのではないかと考える」、長尾秀樹さんからは、「森林が豊かな国土は日本の財産であり、森林の農地転用は森林減少を招くことからも課題である。日本の国土の特性に沿った丁寧な政策をしていく必要があると考える」とコメントしてくれました。

Photo_5  岡島一正さんからは、「地球温暖化が環境問題における最重要課題の一つであると認識しており、その他の指摘される環境にかかわる諸問題と共に果敢に対策に取り組むべき必要性を感じている。温室効果ガス削減目標は、現実的でありながら挑戦的な目標が必要であり、社会全体での合意形成と共に必要な技術革新に向けての取組みに果敢に挑戦していくことで、より挑戦的な目標をクリアしていく必要がある。地球温暖化への取り組みを果敢に取組むべきとの貴委員会ご主張の趣旨には賛同しており、具体策、政策的方向性についても、さまざまな場でさらに議論を深めていく必要性を感じている。地球温暖化は世界規模で取組むべき重要課題の一つであると同時に、わが国にとってはさまざまな形で世界に協力できる分野であると認識している。技術面はもちろん、リサイクルのシステムや、日本特有の豊かな森林環境を活かした環境政策など多面的な政策面でもアプローチを積極的に進める必要性を強く感じている」とのご意見をいただきました。

Photo_6    久しぶりに遭ったキツネの雌親(子狐は逃げてしまった)

 立憲民主党本部事務局からは、日本の温室効果ガス排出削減目標に関して「日本政府の80%目標ですら達成が見通せていない状況なので、さらに目標を高めるよりは実現するための具体的に対策を実行していくべき、というのが主な気候変動関係団体の論調である。ざっくりいえば、「思う」(賛同)でもよいが、気候変動関係団体からは気候変動問題をわかっていないようにととられるリスクもあるので、無回答がよいと思われる」、参考として、「一律に自然林伐採の禁止とするのは偏りすぎている。森林減少の大きな原因のひとつである農地転用問題は確かに問題であるが、国内と国外で事情が大きく変わるため、丁寧な政策提案が必要である・・・など」というご意見を頂戴しました。

Photo_7        昨日(18日)のミーティング

 国会議員、立憲民主党本部事務局の皆さん、賛同のご意見とアドバイスをありがとうございました。(報告 髙橋佳夫)

 

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