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2018年7月 5日 (木)

極端に早すぎる梅雨明けに危機感をもちつつ森作業

Photo  6月に梅雨明け宣言という異常気象の中で、気温30度を超す日差しが降り注ぐ足尾松木沢。今年の植樹祭で植えた苗木たちの懸命に根と葉を広げている様子を感じると、早く雨が降ってほしいと祈っている様でもありました。

Photo_2  一昨日(3日)の森作業は、「暑いので無理はしないで!」と皆で話合い、3つの班に分かれて作業開始。作業は、① ポット苗の草取りと散水

Photo_3  ②民集の杜、新松木の杜、外周部の草刈り

Photo_4  ③臼沢西のチェックと階段補修等でした。

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2  じっとしていても汗が流れ落ちる暑さの森作業の中で、幾つか問題点が見つかりました。一つは、「秋の感謝デー」で臼沢西に植えた苗木の生長が遅いこと。日照不足なのか、養分不足なのか?

Photo_6  二つ目は、民集の杜の「柱の看板」の取り換えが必要。腐食とクマ被害が荒々しい。

Photo_7  三つ目は、新設した散水用ホースが途中で分離する(散水口で出水を停止すると太いホースから細いホースの接続部に圧力が加わる為)。よって、散水口を開放したままの状態で取水口を木栓で止めるという事の徹底が必須。

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Photo_9  嬉しいことも発見できました。亡き竹内アドバイザーが夢を託して採取し、奥様から預かって撒いたシロダモが元気に芽を吹き、ネズミよけネットから顔を出すまでに生長していました。早速、福原、鎌田両スタッフはネットの再利用でネズミの害を防ぎました。“竹さんのシロダモ”の生長を見守っていきたいものです。

Photo_10  また、那須拓陽高校から頂いたエノキも緑の葉を大きくして枝を広げていたことです。スタッフ達をホッとさせてくれました。

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P6241286  松木沢の草地には、今、その名の通り、らせん状の薄いピンク色の可憐な花を咲かせています。森びと広場にはアキアカネが早くも姿を見せています。フッと暑さを忘れさせてくれましたが、これからが夏本番の松木の里です。暑さを吹きとはして作業したのは、鎌田、松村(宗)、岡安、加賀、福原の各スタッフ。報告は橋倉でした。 

 

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