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2012年5月の17件の記事

2012年5月12日 (土)

森づくりは多くの皆さんに支えられてあと一週間!

 

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 昨夜の「どくだみ荘」では毛布と布団をかぶらないと寒くて寝つけないほどでした。今日朝の気温は7度、曇り時々晴れで西風が強く吹いていました。今日は小黒、水落事務局が作業に参加してくれました。昨日に続く道の整備、その後は新松木の杜植樹会場内に黒土と燻炭を運びました。一袋500㎏程ある燻炭を重機で運ぶ作業は注意を払いました。水分を多く含んだ黒土袋も重たかったので、黒土運びを手伝ってくれた事務局二人は普段使っていない筋肉を鍛えていたようでした。

 

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 今年も炭を撒いて植樹をしますが、昨日は独法水資源機構草木ダム管理所の皆さんから流木を粉炭にした物を111袋頂きました(写真:上)。草木ダムの皆さんありがとうございました。

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2012年5月11日 (金)

目と心に優しい木々のパステルカラー

P5111277 足尾松木沢は西北の風が冷たい一日でした。陽射しは時々ありましたが、雷雲が東方に見えて雷雨を心配していました。

 P5112696 今日は、19日に向けた道路の凹凸部分を埋めました。神田インストラクターが手伝いに来てくれましたので、道路の整備は順調にできました。  

P5112699 午後には、これから森づくり準備に使用する箱形のトラックを柳澤事務局と金子インストラクターが群馬県安中市から運んでくれました。作業小屋では高杉、小川事務局がみそ汁用のお椀やガスのチェックをしました。

P5111294 臼沢の森と松木の杜では若葉が風に揺れて賑やかな森になりつつあります。特に、松木の杜ではクヌギがパステルカラーを輝かせていました。灰色のコンクリートで目が疲れている方にとってはこのパステルカラーが恵みになることでしょう。

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2012年5月10日 (木)

自然の有り難さ、素晴らしさを体感して下さい

P4291129 足尾ふるさとの森づくりは10日後になりました。足尾現地では昨日からその準備作業が続けられています。ところが昼過ぎになると強風や雷が怒りだして作業が順調にすすまないそうです。

 今年の臼沢の森会場は階段を600段以上登った所です。ここまで登ると足尾銅山精錬所跡の煙突が見えます。臼沢の森での植樹は今年で最後にしようと考えています。これ以上は落石などが心配ですので、来年からは事務局・スタッフ・インストラクター等の希望者を募って植樹を続けます。今年参加される皆さんは、是非、臼沢の森にチャレンジして下さい。

P5092691 ところで天候がおかしいですね。東京事務所に向かう道端の桜にサクランボ?が美味しそうになっていました。その先には桑も実をつけていました。桑の実が大きくなるのは今頃からだと思いますが、サクランボが赤くなるのは早くはないのでしょうか。真夏のような日差しが地を暖め、そこに寒気が吹き込むような天気は初めて体験しています。

P5102693 足尾では安全第一で作業を続け、本番の植樹でも安全で楽しく、そして「森ともの集い」では桜井南相馬市長さんのお話しを伺っていきます。また、テントでは「空き瓶ランプ作り」「コースター作り」等を準備しています。昼食時では、みそ汁の具に釜石市のワカメと地元日光市の豆腐と揚げを注文しました。昼食・交流もお楽しみに。理事会・事務局・スタッフ一同は皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

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2012年5月 9日 (水)

全農バイオエタノール製造所から燻炭をいただきました

Photo  昨日は新潟県から燻炭を足尾町と山形県新庄市の二箇所に運びました。これは昨年秋に実施したナラ枯れ防止の実証調査で粉炭を会津の国有林に撒くことが『日本農業新聞』に報道された時、JA全農バイオエタノール製造所から燻炭を提供すると連絡がありました。この心のこもった提供に甘えて雪解けを待って、昨日、二箇所から受け取りに行きました。

現地では所長の佐藤惚衛さんと工場長の巻口秀彦さんが燻炭を用意してくれていました。燻炭は500㎏入りフレコンに17個が用意され、山形県ファンクラブと東京事務所の2台のトラックに積み込みました。山形県Fは5時に出発、東京事務所は高崎を5時半に出発しました。柳澤事務局員は、自宅~新潟~足尾~自宅を運転し、その距離は700㎞を超えました。これは一日で走った距離の最高と彼は言っていました。

 佐藤所長さんからは、「これからも協力しますから」と言ってくれました。巻口工場長からは、「ドングリを地植えしたが数本しか出なかった」という話しもありました。JA全農バイオエタノール製造所の皆さん、ありがとうございました。この燻炭は山形県内のナラ枯れ防止に撒き、足尾では19日の植樹に撒きます。運転した皆さんお疲れ様でした。(小川事務局発)

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2012年5月 6日 (日)

急な天候の変化を詠むそして待避

P5062687  今日の作業は午前中だけとなりました。午後は雷雨と雷雨の合間のちょっとした時間での作業に終わりました。事務局の仁平さんが手伝ってくれました。五月晴れと雨が交互に訪れると木々の若葉がみるみるうちに増え、新緑が眩しく感じるとはこのようなことかと思います。苗床の若木も日に日に若葉を大きくしています。

P5062682  今日は、19日の植樹会場である新松木の杜の開墾と腐葉土を運びました。それにしてもここ数年、竜巻の恐ろしさを肌で感じるようになっていますね。雷雲を感じたら即、待避するようにしています。

2012年5月 5日 (土)

顔に塩が吹き出しました

P5051235  子供の日の今日は立夏でもあり、日本の原発が全て稼働中止となった日でした。森づくり準備をしていると、顔に塩が出るほどの初夏のような日でした。足尾町の隣町であるみどりの市では鯉のぼりが初夏の風に泳いでいました。

Cimg5475 鎌田スタッフは「空瓶で作るランプ」の実習のために自主的にみちくさを訪れていました。本日の森づくり準備では、新松木の杜会場内に450袋の腐葉土を運びました。

P5052668 長屋のドクダミ荘ではヤマブキの黄色が輝き、新緑の香りを醸し出していました。ニュースでは原発稼働停止に関して報道されていました。42年ぶりの全停止だそうですが、みちくさではこの話題が語られていました。その核心点は、「原発反対だけを叫んでいてもそれは無責任だ。原発に変わる電力をどうする、ということが大切だ」と言うことでした。

P5052665 周辺ではキジが囀っていましたが、キジは必ず囀った後に羽ばたきをしているようですが、この羽ばたきはキジを襲った蛇がキジを巻き付けますが、その蛇をやっつけると言います。桃太郎がキジを伴に選んだ意味がこれにあるようです。

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2012年5月 3日 (木)

足尾の森づくりに南相馬市長・桜井様が参加しますよ!

P5031217  久しぶりにのんびりしています。今日の天気は関東周辺が激しい雨でした。土砂流出がニュースで報道されていましたが、足尾の苗床では恵みの雨です。先週は夏日が突然やってきたので苗床のポット内では水分が蒸発して乾いていました。そこに雨が降りましたので今日は苗木たちには感謝の日でしたでしょう。

P4292681 また、みちくさ畑では昨年植えた行者ニンニクとウルイが芽を出していましたので、ここでも今日の雨は感謝でしょう。山でも今日の雨は全ての生物たちの命を育んでいることでしょう。オオカメノキの花も雨の中で薄い黄緑色を輝かせていました。秋には紅い実を大きくさせて、私たちに元気を与えてくれることでしょう。

P4292680 間もなく日本の全原発が稼働停止となります。けれども電気を使った暮らしは少しばかりの我慢をすれば原発に頼らない暮らしは可能でしょう。いのちを犠牲にしない原発に頼らない暮らしを変えるには少しの我慢と私たち市民のアクションではないでしょうか。

 Dsc06206 ところで19日に実施する第27回足尾・ふるさとの森づくりには、南相馬市長・桜井様が出席するとの連絡が入りました。原発事故で避難生活を強いられている市民の声を桜井市長から伺い、市民が進めていく防災林づくりを応援していきたいと考えています。

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