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2008年9月の17件の記事

2008年9月10日 (水)

人は森から文化を創造する・・・ドイツの旅最終回

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 3年ぶりにドイツの森の中に入ることができました。心を込めて、そして真剣に案内をしてくれたリチャード・ポット教授と宮脇昭先生。ドイツの森では人間が森とともに生きていくための哲学を学ぶことができました。
 木を切るとタタリがあるとか、山神様から怒られるから木を切っては駄目だ、ということに留まっていないドイツ人。人間の傲慢さによって人間を殺してしまった歴史を繰り返さないために、ドイツ人は法や条例で人の欲に縛りをかけ、森とともに生きていくことの大切さをドイツの文化として築いたドイツ市民の歴史を学びました。
 訪問中に福田さんが辞任しました。ロシアの大統領はグルジアに侵攻し、アメリカ大統領はグルジアを支えています。こんなことだから「洞爺湖サミット」では、温暖化防止の目標も決まりませんでした。
 これからの自然環境NPO法人は、世界の森林を破壊する者との戦いが課題です。樹木も地球で生きていくために我慢・共生しています。共生している私たちNPO法人は、勇気とヤル気そして根気をもって行政や政治に意見を言っていかなければなりません。その武器は森の中で磨いて、街でその武器を活かし、元気に楽しくアクションしなければなりません。
 一週間、事故や怪我もなく旅ができたことに感謝しますP9010041

2008年9月 9日 (火)

川崎ネイチャーフェスティバルに参加します

今年も川崎ネイチャーフェスティバルに参加します。竹ランタン作りや森のことを楽しく知るコーナーflairなどをやってます。遊びに来てくださいね~

2008年9月 5日 (金)

ドイツ直送便~その6

本日は帰国です。
心の森探訪では本物の森づくりの今後の課題が見つかりました。
運動が根付く人間の生き方を確立すること、
二つ目は行政と政治を動かすこと、
三つ目は私達がそのために汗を流すことです。
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2008年9月 4日 (木)

ドイツ直送便~その5

天気は晴れです。 最終日はゲッチンゲンの街。  学生街です。 真実を伝えることが大切な事であることを、子供たちに語り伝える街です。 いつでもどこでも真実を伝える勇気が求められているようです。
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2008年9月 3日 (水)

ドイツ直送便~その4

天気は晴れ。世界遺産のゴスラーの町を訪れました。 中世のヨーロッパの中心都市です。 途中のバス内では、森と生きる日本人の哲学の貧困が、森づくりの限界であることに気づかされました。
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2008年9月 2日 (火)

ドイツ直送便~その3

 三日目はアーバンフォレストを探訪。 樹高40メートルのブナやミズナラが森を形成し、 都市に暮らす人の生命を守っていました。 この森は多層群落で形成されていました。

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2008年9月 1日 (月)

ドイツ直送便~その2

 天気は曇り。 本日はリュネブルグのハイデ国立公園を訪れ、 ゲルマン人以降の人間が森を破壊した現代の姿を見ました。 紫色したカルーナの花が咲いた草原には、人が犯した歴史は見えないようでした。
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森びと検索

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