人は森から文化を創造する・・・ドイツの旅最終回
3年ぶりにドイツの森の中に入ることができました。心を込めて、そして真剣に案内をしてくれたリチャード・ポット教授と宮脇昭先生。ドイツの森では人間が森とともに生きていくための哲学を学ぶことができました。
木を切るとタタリがあるとか、山神様から怒られるから木を切っては駄目だ、ということに留まっていないドイツ人。人間の傲慢さによって人間を殺してしまった歴史を繰り返さないために、ドイツ人は法や条例で人の欲に縛りをかけ、森とともに生きていくことの大切さをドイツの文化として築いたドイツ市民の歴史を学びました。
訪問中に福田さんが辞任しました。ロシアの大統領はグルジアに侵攻し、アメリカ大統領はグルジアを支えています。こんなことだから「洞爺湖サミット」では、温暖化防止の目標も決まりませんでした。
これからの自然環境NPO法人は、世界の森林を破壊する者との戦いが課題です。樹木も地球で生きていくために我慢・共生しています。共生している私たちNPO法人は、勇気とヤル気そして根気をもって行政や政治に意見を言っていかなければなりません。その武器は森の中で磨いて、街でその武器を活かし、元気に楽しくアクションしなければなりません。
一週間、事故や怪我もなく旅ができたことに感謝します
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