気温だけではなく、目にも秋らしく
昨日(9月28日)、日光駅前から男体山方面は雲に覆われていて、どんよりとして雨が降りそうな感じがしました。足尾に向かう道中では木々が少し紅葉しているところがあり、間もなく道も混んで来るなと感じながら車を走らせました。「日足トンネル」を抜けると道は薄暗くなり、足尾ダム手前からその周囲の山々は雲で覆われていました。まるで水墨画のような景色の中にいる様子でした。ダムの周囲も木々が少し紅葉し始めており、山・雲・紅葉のコントラストが綺麗で心が洗われるようでした。
「みちくさ」をオープンしたころは、空がどんよりして雨が降るようでしたが徐々に日が差してきました。9時前の気温は19℃で肌寒く感じましたが、10時頃には22℃まで上がりました。その後の気温は横ばいで、強い風は一日中続いていました。
松木川上流から降りてくる人が「みちくさ」に寄ってくれました。お話を伺うと埼玉県から来て、ジャンダルムまで行ってきたそうで、「以前にも足尾には来ていたが、植樹した木々が、来るたびに成長している姿を見るととても感動した」、「鹿の数が増えている感じがする」と話してくれました。
昼頃、愛知県名古屋市から来たという男女が来舎され、「中倉山、皇海山、庚申山」を一泊二日で歩いてきたと言っていました。「以前よりも緑が増えましたね」とも話されていました。サンデーモーニングのビデオを観てもらったところ、二人は『中倉山のブナのことをもっと多くの人に知ってもらった方が良いので、「ヤマップ」に紹介してもいいか』と言ってくれました。
足尾でも先週までは30℃くらいありましたが、今日の気温は20℃前後に下がりましたので季節は秋へと衣がえしているようです。現地の紅葉は11月上旬が真っ盛りですが、今年は異常な気象でしたので赤や黄色の華やかな秋の賑わいはいつ頃になりますか。日毎に秋の足音が増してきますので、是非、足尾の「松木郷」の森へ足を運んでみて下さい。
本日の舎人は、永島・小柴・筆者の武田でした
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