寒さに負けず、森作業が順調に進みました!
本日(12月17日)の足尾・松木の気温は3℃(8時40分)でした。晴天で風もありません。しかし、寒いので私は背中をまるめて歩いています。靴下は厚手の物です。全員が揃いましたので9時30分に森作業の打合せを行ないました。
11月にJREU大宮OB会の皆さんが、森作業と森の観察に来られて「自分たちに出来ることとして足尾の森作業に参加します」と言ってくれた田口さんが初参加です。
作業責任者・済賀より、作業ひとつめは「みちくさ」の大雨対策の桝の設置の完成と玄関のひさしの柱の補修です。二点目は、昨日、足尾の住民の方から頂いた伐採したクリの木を薪にすることを提案し、作業にとりかかりました。
軒下の補強は、柱の下に腐食が見えますので車のジャッキアップの機材で柱を持ち上げ、柱の周りの石や砂利を敷き、腐食した部分を切断し、新しいコンクリの台に固定しました。慣れない作業で、みんなで知恵を出しながら無事に昼前に柱の補強は終えました。
午後の早い段階で、排水桝の設置も終了しました。
薪割りに初挑戦の田口さんは、斧で力強く綺麗に薪を割っていました。綺麗に薪が割れて薪を見て、田口さんは”ニコニコ顔”でした。
薪割の体験がある深津さんも軽々と斧を使い、栗の木割りを楽しんでいるようでした。早めに作業が終りましたので、コンテナ脇の二本の幼木の獣害ネットが傷んでいましたので、スチール製のネットに交換しました。この方法は、福原さんが考案しましたので「福原方式」の獣害ネット補強と皆さんが呼んでいました。見た目も美しく、獣害に負けないで幼木が大きく生長出来る獣害ネットです。福原さんありがとうございました。
本日は、予定した以上の森作業が無事に終わりました。寒いと気持ちが重くなりますが、今日は田口さんのヤル気で心が温かくなりました。寒い中での森作業にご協力ありがとうございました。
本日の森作業者は、橋倉さん、加賀さん、田口さん、深津さんと筆者でした。
(報告者:済賀正文)
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