時々晴れ、緑さわやかな足尾の森作業
ゲート担当をしていると、8時20分ごろ高齢と思われる二人連れの方がゲートに来たので「おはようございます」と話しかけました。すると、これまで中倉山には4回登っているという事でした。今日は、中倉山のつつじが満開と聞きつけ見に行くとのこと。
思わず、先日「孤高のブナ」の種を拾い育てた幼木「希望のブナ(愛称)」を植えましたので見守ってくださいというと。新聞に出てましたので「知ってます」と応えてくれました。それを聞いて、4月29日の森びとプロジェクトの歴史的なブナ保護活動に協力してくれた方々への感謝と遣って良かったと思いました。
8時30分過ぎには、今日の参加者4人の確認できたので作業小屋に向かいました。いつものようにコーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。
午前中は、二人一組になり、石刻みと幹ガード外しに分かれて作業をしました。各杜の出入り口に置いた石に「民集の杜」と字を彫りました。グラインダーでは字の曲線を掘るのが大変でした。丸みのある所などは、松村健さんがタガネを使って、森づくりの思いを込めながら手彫りしました。
一方の鎌田さんと加賀さんで約40本のシラカバの幹ガード外しを行いました。幹ガードの小さな穴から枝や葉を出していたので大変でした。数本が幹ガードを外すと幹が「お辞儀」をしているようになっていました。午後に竹や鉄筋などで添え木をする事にしました。
昼食後、4人で先日ミツマタ、アセビを植えた所を点検し「みちくさ庭」の東側斜面や広場を観察し、「エコ散歩」に来る方の心に木を植えるための構想を話し合いました。その後は、午前中のやり残し作業と外した幹ガードや鉄筋、単管など軽トラで運び片付けました。
作業小屋の前のビニールハウスが強風のためかシートが破れ・剝れていたので、新しいブルーシートを張りました。
本日の森作業は、鎌田、松村健、加賀、そして大野でした。 (報告者は大野)
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