今年初の足尾・森作業は温かでした。
足尾に向かう途中からの日光連山は朝日に映えていました。今日の足尾・松木は9時、気温-2℃、雲一つなく日差しがあるため、気温より暖かく感じました。 「今年もよろしくお願いします。」と集まってきたスタッフ・サポーターの皆さんの声が響いてきました。鹿の親子も「よろしく」と言っているようです。大野さんが先に到着しストーブに火を入れ、コーヒーで温まりながら打ち合わせを行いました。
今日の作業は二手に分かれ、1班は臼沢西の亀甲金網の補修、2班は「みちくさの庭」アジサイの猿による食害防止の網を掛けるための、骨組みを作ることにしました。
12時過ぎ骨組みは完成しました。次回の作業で網を掛ます。アジサイの芽が出てきています。猿に食べられないよう守っていきます。苔が美しく輝いていました。写真にとると海の中のサンゴのように見えます。
昼食後は、ミーティングを行い、2023年早春3月までの森作業でやることを確認しました。「エコ散歩in足尾」のポイント、雨水対策のホース繋ぎ、ハウス周辺の実のなる木で季節を味わう環境づくり、広場への記念樹の移植などを行うことなど盛りだくさんですが、自然の中の一員である人間ということを実感していけるような森の手入れ・育樹をしていくことを確認しました。また、「松木の杜」「新松木の杜」の呼称を「民集の杜」に統一することで、「民集の杜」の文字を掘るための石を選びました。
今日は仕事始めなので、早めに終了しました。集まってくださいましたのは、鎌田さん、松村健さん、松村宗さん、山本さん、橋倉さん、大野さん、山内さん、林子さん、濟賀さん、筆者加賀でした。
(報告者:スタッフ加賀春吾)
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