小春日和と紅葉のトンネルに加勢され森作業
11月9日の足尾は、朝8時30分の気温4℃。日差しも良く、森作業には最高の小春日和でした。
軽トラックに背負子とツルハシ、カケヤなど、丸太を運び階段づくりに必要な道具を積みこんでから、打ち合わせを行いました。
コーヒーを飲みながら、昨年に続く階段修繕の手順を打ち合わせました。その後、11月5日に結成20周年の記念植樹に訪れたNPO法人エコメッセの皆さんへの「森の案内」について感想などを話し合いました。来年からの「エコ散歩in足尾」の案内に活かしていく事にし、直ちに軽トラックに乗り臼沢の森に向かいました。
入口に積んである横杭1本と縦杭2本をワンセットにした丸太杭を3セット又は2セットを背負子にのせて、紅葉のトンネルの階段を100段登って少し平らな場所に仮り置きしました。
今日の森作業参加者は、還暦世代から傘寿の強者5人です。途中休憩をとりながら、午前中に110セットを荷揚げることができました。驚異的な数字ではないかと思いました。
午後は、午前中荷揚げした材料で階段修繕を2班に分かれて行いました。縦杭がなかなか入らず大変苦労しました。
しかし、作業前に最年長者が「今日は30段ぐらいできるか」と言っていた通りに30段の修繕ができました。ただの予想ではなく、現場を知っているからこその「予想」の正確さは学ぶべきものがあると思いました。ともかく、18年間草刈りや獣害柵点検・補修などでお世話になった丸太を取換え、改めて森の安全を願いました。
本日の森作業は、鎌田さん、福原さん、加賀さん、済賀さん、そして筆者・大野です。
(報告:大野昭彦)
コメント