エコメッセのみなさんをお迎えしました
11/5(土)はNPO法人エコメッセのみなさんを足尾にお迎えしました。エコメッセは東京都内で循環型の社会を目指してエコショップをはじめさまざまな活動をしている環境まちづくりNPOです。臼沢は秋真っ盛りでした。
20周年を迎えたエコメッセの記念事業に選んで頂いたのが、私たち森びとの足尾植樹地でした。
記念植樹と、宮脇方式による植樹の「いま」を見てみたいとのご要望があり、スタッフ一同20周年のお祝いにふさわしいイベントを考え今日を迎えました。
天気は快晴!
今回も環境にやさしい循環型エネルギーBDF(天ぷら油)を使用したバスで足尾入りです。
コロナ前の日光の、紅葉時期の渋滞のひどさはかなりのもので(11月の植樹祭では到着が閉会式の時間となった団体があったり)少し不安でしたが、皆さんほぼ予定通りに到着。民集の杜の前ではアナグマが出迎えてくれました。
森びとの清水副代表からは、「20周年を迎えた先輩団体の気概を学びたい」との挨拶があり、植えるだけでは終わらない森づくりの大変さについての話がありました。
エコメッセ代表の大嶽さんからは、エコメッセの歴史の説明と、「木を植え続けるということとはどういうことなのか」という問い、そして循環型の社会とつながりを含めての挨拶がありました。一緒に団体を作った方の「1人の100歩ではなく100人の1歩を」という言葉は聞いていた森びと全員の心を打ち抜いたようです。
サルと人と森の絵本を購入いただきました!ありがとうございました!!!
早めの昼食を食べた後は5チームに分けての記念植樹を行いました。今回は成木(コブシ、イロハモミジ、カツラ)各チーム1本づつを森びと広場に植えて頂きました。
その後、それぞれのチームで森びとの5か所の植樹地にわかれて、森の見学会を行いました。
みなさん熱心に話を聞いたり質問をしたりして頂くので、スタッフもそれに応えて一生懸命これまでの体験談や苦労話をお伝えしたり、植樹地や樹木などの解説を、慣れないながら頑張ったようです。みなさんとても楽しそうに歩いていたのが印象的でした。
散策ののち、それぞれのチームからは、前準備の大切さ、森の機能について学んだこと、知識だけではなく実際に来て初めてわかることがあるということ、森の中を歩く気持ちよさ、自然の営みの実感、美しさといった感想を頂きました。
その後は大野運営委員の閉会の言葉のあと、全員での記念撮影で終了となりました。この日は本当に天気に恵まれ、美しい森の様子を一緒に観察もでき、私たちも思い出に残る会となりました。
みんなでお見送り
最後になりましたが、エコメッセ20周年おめでとうございます。また遠路はるばる参加されたエコメッセのみなさま。ありがとうございました。(運営委員 小黒伸也)
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