足尾の春を待ちわびながら森の点検作業!
昨日(2月8日)の足尾松木沢の朝9時30分の気温はマイナス1℃、12時には7℃になり風もなく春の様な天気でした。コロナ禍で森作業自粛期間中、週1回の点検作業3回目です。
点検には加賀スタッフが参加してくれました。そこで懸案だったテントの屋根に溜まった「氷塊」の処理を行うことにしました。二人で屋根から落とそうとしましたがビクともしません。障害となっていそうな単管を外し、屋根に張ってある板をずらし再アタックしましたが駄目でした。
話し合った結果、熱いお湯をかけることでした。気を付けながらヤカン2つ分のお湯をかけ、それから2人が全力を出して垂れ下がったテントの屋根を押し上げると、ドスンと大きな氷の塊が落ちてきました。「ヤッター」と叫び声をあげてしまいました。氷は直径80cm、厚さ40cmのお椀型の塊でした。同じ状態にならない様に、仮の処置をしました。今後とも気を付けて観察をしていきたいと思います。
加賀スタッフは点検の間に、凧作りを行なっていました。新型コロナウイルス感染が収まり、子供たちが松木を訪れるようになったら、一緒に凧あげをしたいそうです。竹ヒゴ、凧の型紙、糸、マジック、セロテープを用意し、本体の材料はゴミ袋です。そこに好きな絵を書いて、短い時間で出来上がりました。
昨日は、風が吹いてくれず高く揚げることは出来ませんでしたが、森びと広場を駆け回る加賀スタッフの楽しそうな姿がありました。
大きな氷の塊が溶けるころには第6波の新型コロナウイルス感染も落ち着き、穏やかな春が来ることを願う2人でした。10日から11日にかけて大雪の予報もあります。雪への備えを怠らないようにしましょう。
点検作業は、加賀スタッフと筆者・橋倉でした。(報告 橋倉喜一)
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