東北の地から気候危機に歯止めをかけたい!
前線が九州南部から本州沿岸を通り東に延びており、盛岡市の空もどんよりしています。
本日は、東北地方で活動する森びとプロジェクトの岩手県、秋田県、宮城県ファンクラブ代表者の合同会議をJREU盛岡地本の会議室をお借りして開催しました。
地球温暖化によって異常気象が狂暴化し、人間の暮らしといのちを脅かしていることに対して危機感を持ち、東北では八幡平松尾鉱山跡地を拠点に森づくり活動を行ってきました。2011年3月11日に発生した東日本大震災以降は太平洋沿岸での森の防潮堤づくり活動を県ファンクラブの皆さんと行ってきました。しかし、気候変動による異常気象の猛威は世界中を襲い、毎年その被災者は増え続けています。
気候危機に対して少しでも歯止めをかけられないかと、「2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロ」への取り組みについて各県ファンクラブ代表の皆さんと意見交換を行いました。宮城県ファンクラブからは、名取市、仙台市荒浜の“いのちの森”の草刈りや補植活動について。岩手県ファンクラブからは、八幡平の森の育樹活動について。秋田県ファンクラブからは、大館市での植樹活動について報告をいただきました。
コロナ禍で県ファンクラブの活動も制限され苦労している状況も報告され、県ファンクラブの体制を整え、温室効果ガス吸収源である森を元気にする活動をつくりだしていくことの認識を合わせました。
東北3県ファンクラブ代表者で10月に八幡平の森の観察会を開催することを確認し、生長した森との再会を楽しみに会議を終了しました。会議室を貸していただきましたJR東労組盛岡地本の皆さま、ありがとうございました。
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