想定外の気象現象に気持ちを引き締めて足尾の森作業
昨日(21日)の足尾町・三川合流ダムから落ちる水は激しい音を立てて川幅いっぱいに流れていました。でも気分は、雨天続きに終止符が打たれた日が表れ、ホッと一息ついています。昨日の足尾の天気は、、時々雲の合間から陽がさしこんでいました。長雨で被害はないかと周囲の様子を見ながら作業小屋に向かいました。
9時の気温は24℃で少し蒸し暑い感じがしました。昨日は、人間の都合で衰弱させてしまった苗木が猿にいたずらされてしまった場所の補強です。現場に行ってみると、オオシマザクラが10本、ミズナラが2本ポットから引き抜かれていました。衰弱した苗木はこれから暑く乾燥が強くなるのでは予想し、土を掘ってポットを埋め込みました。
午後は、土砂が流れ込んだ給水口の復旧と松木の杜、民集の杜の点検を行いました。大きな異常はありませんでしたが、単管パイプの折損が2カ所ありました。民集の杜は、以前土砂が流れ込んだ場所と同じ個所に30㌢大の落石があり、フェンスも倒れていました。
自然のパワーは人間の都合を裏切り、同じようなことが起こり、物事は私たちが考えている通りには進まないことを改めて思った昨日の森作業でした。森作業は、鎌田と筆者でした。(報告 橋倉喜一)
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