猿に威嚇されながら足尾・松木沢の森作業
足尾町間藤の朝、パラパラと雨が降っていました。いつもの時間に松木沢の作業小屋に到着。すでに小屋はストーブの火で暖かくなり、ホットコーヒーを飲みながら作業打合せ。
午前中は昨日の続きで、28日に植える「臼沢西の森」の土留めに土を運び終える、午後は、「臼沢の森」中腹の一角にあるJR貨物労組の森の獣害対策を終わらせることにしました。
土運びは、背負子に20㍑と10㍑の土が詰まったビニール袋をスタッフの体力に合わせて荷揚げします。往復で460歩程の道のりを、ゆっくりと歩いて、計80袋を荷揚げしました。20㍑を二袋背負う者、20㍑と10㍑二袋を背負う者が自分のペースで運びました。11時半頃には運び上げることができました。
昼食後のフルーツには大野理事が巨大な梨を用意してくれました。とても瑞々しい梨で、水分補給には有難い果物でした。ご馳走様でした。元気をもらって、午後の荷を背負って現場へ出発。
下山時の足元を護るために、階段に積もっている落ち葉を掻き除きながらの登り。貨物労組出身の仁平さんは、柵の下段に張る金網を背負って登りきりました。
入口用の踏み台設置とウサギの侵入を防ぐ金網張りを行いました。途中、雄猿らしい猿が木に登って、木を揺すりながら我々を威嚇していました。縄張りに入ってきた我々に驚いていたのかもしれません。
作業は順調にすすみ、15時頃には下山しました。冷えた身体をコーヒーとストーブで温め、明日の作業予定を確認して、帰路に着きました。
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