森の天然クーラーで心を癒し、元気をもらって「臼沢の森」の草刈り
足尾・松木沢の午後は毎日が雷雨です。今日も15時頃から雷雨でした。 森作業は今日も「臼沢の森」の草刈りをしました。作業小屋を出るときの気温は29度、階段を登り出すと気温は24度に下がっていました。森の天然クーラーです。と言っても部屋のクーラーと違って、静けさ、しっとり感のある爽やかな空気は作業前の大切な癒しです。この雰囲気を頂きながら階段を登りました。現場に着くと早速、作業開始。 森の外では陽射しは応えられませんでしたが、すぐに曇が広がって陽射しは和らぎました。手慣れた草刈りでしたので午前中に、階段から東側の草刈りをやり切りました。 昼食後は、10月下旬かに11月にかけて植樹計画している「臼沢西の森」植樹会場を点検しました。現場は写真のような石ころだらけです。しかし、苗木たちは少しの土に根を張り、草との競争に耐え抜いていました。昨年植えた苗木の活着率は70%ほどでした。 それにしても草は元気よく苗に絡まったり、覆ったりしていました。これからはまず草刈りを行い、甲羅板(製材時に出るは破材)を鉄筋で支えて土を入れ、苗木を植えていきます。私たちからすれば、600段の階段を登らずに現場に行けるので、それだけでほっとしています。 雷雨は18時になっても降っていますが、巨大台風10号の進路上にある皆さんの気持ちを考えるとやるせないです。今日のスタッフは、松村宗男、橋倉、加賀そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)
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