松木村人の心が宿った土砂を松木川に流さない森作業
足尾・松木沢の朝の気温は23度でした。昨日よりも蒸していました。今日は一日中雨の中での森作業かと思い、急階段を登った「臼沢の森」の草刈りは止め、秋に「臼沢西の森」に植える予定のポット苗木の草取りをしました。 トレイに何種もの苗木が混じっていましたので、草を取りながら同種のポットをトレイに入れ替えました。コナラ、カエデ、イチョウの葉は薄い黄色に薄化粧し、本格的な秋を迎えているようでした。 昼食までに草取りは終了しました。一昨日からの雨で沢の水が濁っていましたので、福原さんが取水口のチェック。その間に、そうめんを茹で、三人がそろったところで冷汁のそうめんをいただきました。満腹になったところで、福原さんから食後のフルーツをいただきました。筆者にとっては今年初のマスカットでした。甘さがとてもやさしく、皮ごと食べられた葡萄に疲れが癒されました。福原さん、ご馳走様でした。 午後は、昨日に続き、「みちくさ庭園」内の草刈りでした。本日で、庭園内の草刈りはひと通り終わりました。一服時に、この地から見える松木川傍には2006年から3年間で育てた「絆の森」の話をしました。その森は、松木川の濁流によって森が削られ、植えた苗木が流されてしまったことを福原さんに紹介しました。 それ以降、松木村跡地の「松木の杜」や「新松木の杜」そして「みちくさ庭園」の手入れは、大雨で土砂が松木川に流されないように願って草木を植えている筆者の気持ちを伝えました。 今日の森作業は、柳澤、福原そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)
コメント