今後10年を左右する地球温暖化にブレーキをかける運動は待ったなし!
新型コロナウイルスの感染が世界中に拡がりを見せ、国内でも終息が見通せません。そのような中、3月28日に第15回通常総会を開催するため、東京事務所では準備を進めています。2020年の事業の基本は、“地球温暖化にブレーキをかけることは人類の使命と責務である”ことを認識して、森づくり運動を進めていくことです。
政府は、2015年に採択されたパリ協定で2030年の温室効果ガス排出削減目標の国連への再提出が求められていましたが、期限となっていた先月末までに行いませんでした。また、削減目標(2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比26%削減)見直しをしないそうです。
近年、異常気象や自然災害が当たり前に起き、多くの生き物の生存が脅かされています。政治家や一部官僚、利益を貧ぶる人たちの問題でもありますが、一方で私たち市民がそのような人たちや地球温暖化に向き合わず、他人事にしていたことも捉え返さなければなりません。国連のグテーレス事務総長は「異常気象の大惨事を防ぐためには一刻の猶予もない。温暖化の危機を転換するための決定的な年となる」と世界に呼び掛けました。
通常総会では、これ以上地球温暖化を加速させないために「パリ協定」が始動する年に相応しい身の丈にあった森づくり運動の議論していきますので、よろしくお願い致します。 (東京事務所・小林敬)
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