自然の恵みに感謝。雪解け水を苗木にたっぷりと撒水しました。
本日は2月2日、晴天です。10時の森びと広場の気温は3℃。作業小屋の周りには霜柱が立っています。早めに松木入りした鎌田さんがストーブに火を入れ、お湯を沸かしてくれました。コーヒーを飲みながら本日の作業の打ち合わせです。
本日は苗木への撒水と松木各杜の獣害柵の点検・補修を行うことにしました。
まず水が涸れていた水源の沢を確認しました。先週雪が降り、その後晴天の日が続いたおかげで沢に水が流れていました。水量が少ないので水取パイプの位置を調整しました。
給水ホースが凍っていないか水の出を確認し、見事苗床まで水が流れました。苗木にたっぷりと撒水し、給水タンクも満タンにしました。
その後、“松木の杜”の獣害柵点検を行いました。サルの群れが出入りするため柵の上部が曲がり、下の方は杜に入ったシカが外に出ようと体当たりをするので柵に大きな穴が開いていました。針金で補修しました。
12時を過ぎたので一旦作業を中止し昼食休憩をとりました。
13時から作業再開。“新松木の杜”の点検です。サルの出入りが激しいので柵の上部が曲げられています。そして、サクラとレンギョウの表皮がかじられていました。
続いて、“民集の杜”に移動し点検を行いました。北側の柵と支柱に岩が衝突したらしく、大きく折れ曲がっていました。昨日未明に茨城県南部を震源とする地震が発生したので、北斜面から岩が転がり落ちたと思われます。ポールを差し替え、金網の修繕を行いました。
一通り点検を終えた後は、“松木の杜”西側の柵を飛び越えてシカが浸入するため、高めにネットを張りました。先月、鎌田さんと橋倉さんがネット張りをしてくれましたが途中だったので、本日仕上げることができました。
15時となり、中倉山に陽が沈み寒さが強くなったので、本日の作業を終了しました。本日の作業スタッフは、鎌田さん、小川さん、清水の3人でした。
(報告:清水卓)
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