冷えた身体を温めながらの越冬準備も楽しい
久々の雨に足尾松木沢の大地はしっとりと湿り草木はホッとしているようでした。冬将軍がやって来そうな天気予報でしたが、朝8時半頃の気温は6度、肌寒い小雨でした。
一昨日から年末の片づけと越冬準備をしていますが、今日はいつもの寒さに戻りそうな中で作業をしました。冷えてくると沢水を引いているホースが凍ってしまうので作業小屋の蛇口をチェックすると、水が漏っていることに気き、小川スタッフに直していただきました。
仁平スタッフと筆者は、今年亡くなった竹内巧アドバイザーの願いが宿ったシロダモが元気に越冬できるようにと、週一回の撒水が容易にできるように苗床とハウスの整備をしました。
防草シートは西北の強風で捲りあがっていたので、それを金具で止めました。ハウス内では撒水用の水タンクが凍らないようにハウスに入れ、洗浄機を使って散水できるように設置しました。
昼食は冷えた身体を温めようと、けんちん汁風の汁で蕎麦を温麺で食べました。中々の味に仕上がり、ストーブの暖と温麺で身体が温まりました。
午後は、散水用タンクに水を入れた小川スタッフと「みちくさ」の大掃除を始めた二人でした。外を見ると松木村の郷愁をそそる景色が現れ、早速、シャッターをきりました。足元では、チカラシバの穂が雨の重さで頭が垂れていました。
三時過ぎ、「みちくさ」に集まって「足尾フォレストコーヒー」を飲みながら身体を温めました。遠くで雄鹿が鳴き始めたので、帰路に着きました。本日の作業は、小川、仁平そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)
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