静かな晩秋を満喫しながら森作業
今日の朝は冷えました。足尾森びと広場の気温は6.5度でした。でも自然が織りなす美しさに気分は朝から最高でした。青空を背にした雄大な足尾グランドキャニオンの前景には寒桜が満開でした。
一週間前に煙突掃除をしてくれた鎌田先輩がストーブに火をつけ、ホットコーヒーを飲みながら作業の打合せ。作業は18日に「みちくさ庭」で植える苗木の穴掘りと培養土運び、午後はブナの実をドロ箱に蒔いてから苗床の整頓、そして筆者はオオムラサキ用のエノキとクヌギを植えるための重機による開墾作業となりました。
昼頃になると、助手を連れたカメラマンが間もなく終わる臼沢の森の紅葉を狙っているようでした。
風もなく、穏やかな秋晴れの中での森作業は心身ともに晩秋を満喫できました。葉が落ちた木々の枝にはエナガの群れが飛び廻り、忙しそうに餌を探していました。
15時を過ぎると、中倉山に太陽が隠れ、カラスが鳴くので本日の作業は終わりました。
明日は、宇大留学生(中国、ドイツ、台湾、カンボジア)たちと足尾の自然と人間を見つめ、考えます。
本日は、鎌田、仁平そして筆者が森作業しました。(報告 高橋佳夫)
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