« 2018年8月 | メイン | 2018年10月 »
台風21号の上陸を心配しながら足尾に向いました。天気は昨日と同じようで、来舎は期待していませんでした。天気は気温が20℃、曇りでした。その様子は以下の写真の通りです。
秋の足音が聴こえてきましたので、しっとりとした秋を満喫したいと思っている高橋さんが先月持ち込んできた1970年代のスピーカー音をチェックしまた。約50年前のスピーカーからはソフトで音域の深い音が響いてきました。ひと時、ホットコーヒーを飲みながらの音楽鑑賞をして、その後は、昼まで作業をしました。
筆者は「みちくさ」周辺の草刈り、高橋さんは来週から始まる「みちくさ庭園」の開墾をしました。
小さな秋があちこちで見えている足尾松木沢。昼過ぎになって、足尾グランドキャニオンを見てきたという素敵な男女7名が、「お邪魔します!」と寄ってくれました。室内の展示物に感心されていました。「森びとTシャツ」を買っていただきありがとうございました。
午後は小雨が降り出してきたので、松木沢の小さな秋を見つけてきました。
猛暑から直に秋の足音が聴こえてくる季節の変わりは、ここ数年間実感しています。
耳を澄まして草むらに目をやると、コオロギが独唱していました。本日の放射能線量は、0.144μ?/h(本日の舎人は高橋佳夫、仁平範義でした)
今日は防災の日、認定NPO法人の講演会から帰る途中の地下鉄は時間通りに発車しない。電車は防災訓練中で、少し待って発車した。夕方、足尾「どくだみ荘」の玄関を開けると、カボチャとナス等が置いてあった。松村宗雄さんが届けてくれていた。
手紙も一緒に置いてあったので読んでみると、松村さんの亡き岸井理事長への想いが書いてあった。「理事長の分厚い壁(社会悪には真正面からハネ返す)は安心しておっかかれ、ほっこらしたこの壁に守られて活動できた」と振り返っていた。
4日は田中正造の命日。利便性や収益性だけを追い求めている歪な人間社会にあって、不測の事態にうろたえない森と生きる知恵を蘇らせなければと思う。松村さんの手紙の最後は、「岸井という“松明”に照らされて、森びとの設立趣旨に沿って活動していきたい」と結んでいる。秋の森づくり活動がスタートした。(理事 高橋佳夫)
松木渓谷の来舎は見込めませんでしたので、鎌田舎人が14日に搬入予定の獣害防止の柵置き場の準備、イノシシが荒らした場所の修復をしました。筆者は、「みちくさ庭園」の柵が完成するまでの間、ヒガンバナが獣害に遭わない対策をしました。
初夏に植えたアザミが何者かに食べられてしまいましたが、その跡を調べていると芽を出してくれました。これで来年の夏には紫色の花を見せてくれるかもしれません。
つい最近まではみちくさ脇のウワミズザクラが実をつけていましたが、今日は実が付いておらず、枝も折れていました。予想通り、ツキノワグマの餌になったのかもしれません。生き物たちは冬に向けて体力作りに入っているのかもしれません。
結局、みちくさを訪れた方はいませんでした。静かな松木渓谷の入口の一日でした。本日の放射能線量は、0.124μ?/h(本日の舎人は鎌田孝男、松村宗雄でした)
最近のコメント