残暑の中にも秋が近づいています
9月14日(日)の松木郷は、朝から降っていた雨も上がり、日差しもあたりはじめました。山の木々もキラキラと光り、とても気持ちよく「みちくさ」のオープンです。
入り口の温度計は9:00現在、気温25℃でまだまだ残暑が残る朝です。
今日の舎人で打ち合わせをし、まずは水が出ないことを確認したので、永島さんが水源に行ってみると給水口にただならぬ量の砂が溜まっており、除去をするのに時間がかかって戻ってきました。その後、来訪者を迎えながら近辺の草刈りや、観察をしながら夏の終わりや、もうすぐ来るであろう秋の気配を感じる、散策の時間を交互にしました。
(わたぼうし)
まだ夏を思わせる花や秋の気配を感じさせる、赤トンボ(アキアカネ)を見つけました。今、中々見かけなくなったという話を耳にしますが、ここ松木郷ではまだまだ見ることが出来ます。これも気候変動の影響なのでしょうか。
午後になり上流から2人の方が下りてきたので、声をかけると「みちくさ」寄ってくれました。冷たい水を出すと、この場所に住んでいるのですかと問いかけられましたので、「私たちはボランティアで4月~11月までの、土・日・祝日朝9時~午後3時ごろまで、この地を訪れる皆さんのちよっとしたお体み処と交流の場として オープンしております」と答えました。その際『森の木魂』を渡し、この地での我々活動の様子や、孤高のブナの保護活動などをお話しすると、大震災で唯一残った奇跡の一本松のことをお話ししてくださり、南三陸を訪れたが復興に関してはまだまだこれからだという感想をお持ちでした。孤高のブナにとても興味を持たれたのではないかと思い、11月3日に保護活動がありますので、是非ご参加くださいと誘いました。短い時間でしたが寄っていただき、最後に記念撮影をしてお2人は帰路につきました。
ぜひまたこの足尾の地を訪れてくださればと思います。本日はありがとうございました。お2人を見送り、片づけをして今日の「みちくさ」は終了となりました。
舎人は、永島・山田(筆者は山田でした。)
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