今日の森作業は、草刈り三昧でした。
9月15日(水)、昨日から今朝にかけて足尾地区はかなりの雨が降ったのか、道路は濡れて足尾ダムから落ちる水量は多くなっていました。
今日の森作業は、午前中は「臼沢西の森」の草刈り。作業小屋から見ても草が伸び放題になっていることが分かります。23日の森作業で草苅りをすることになっていますが、1日だけでは済みそうもないとの判断で本日前倒しで一部を刈ることにしました。
午後からは、今週末から「秋の彼岸」入りということで、松木郷に残る墓石と祠の周りの草刈り、時間があれば果樹園の草刈りをやりましょうと、今日の作業責任者・清水さんから提起がありました。
今日の天気は曇りです。8時30分の気温は22度ですが、湿気が強く蒸し暑く感じます。「臼沢西の森」に行くと、通路が草で覆われており、階段が見えないところもあります。足元と蜂に用心しながら草刈りを始めました。
草も伸びていますが、木もグンと伸びています。植樹地の中に入ると木と草で人が何処にいるのか分からなくなってしまいます。草刈りをしていると秋の花粉が飛び回り、花粉症が発症し、クシャミが止まらなくなりました。
今日は階段の西側、上から(Qの段)~Tの段の4段を終わらせることが出来ました。
午後からは3班に別れて、旧松木村の住人の墓と祠周りの草刈りを行いました。一番奥の墓には初めて行くという深津さんと清水さん。
下の墓は坂口さんと田口さん。
各箇所の草刈りが終わったスタッフから順に、旧苗床の駐車スペースと果樹園の草刈りを行いました。
季節の移り変わりを感じる森作業でした。気候変動(温暖化)で四季が無くなり二季になるのではと言われる中で、足尾の松木郷は四季をしっかり感じられ、体と心が癒される森づくりを目指して多くの人が訪れてくれる森を作っていこうと誓いあいました。
本日の作業者は、大野さん、武田さん、清水さん、田口さん、坂口さん、深津さん、筆者加賀でした。
(報告:加賀春吾)
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