植樹祭までカウントダウン!恵みの雨のなかで準備が進む!
4月17日、9:00。森びと広場の天候は曇り、気温7℃。松木沢渓谷に向かう途中、なにげなく街路樹のサクラを見ると、筆者の住む栃木市の葉サクラと違って、花びらがまだ残っているではありませんか。あらためて気候の違いを感じると共に思いがけないプレゼントをもらった気分になりました。
さらにもう一つ。森びとファンの塚原さんから、湯葉とキャベツの和え物を頂戴いたしました。お昼に仲間といただくことにします。さて、薪ストーブで暖をとりながら、本日の作業の打ち合わせの開始です。臼沢の補植班、ビニールハウス解体班、給水設備測量班、民衆の杜開墾、そして通行証の更新手続きの4班に分けて作業をすることにしました。
補植班は、臼沢の今年の植樹箇所に、ヤマモミジなど88本を植樹しました。今夜は雨天であり絶好の植樹日になります。人間の都合より自然の都合を優先するのです。そして、今年の植樹箇所の幼木を食害から守るためのネットや鉄筋の必要数を求めるための測量を行いました。
ビニールハウス解体班は、森びと広場にあった5棟のうち、西側の2棟を解体しました。これで植樹祭などにテントを張るときに、広々として使うことが出来るようになります。また解体した2棟は南相馬に移築し、再利用で森作業の道具入れや休憩所として使ってもらえそうです。
給水測量班は、従来の試験ハウスを育苗場にすることで、給水ホースの延長が必要なための重要な作業です。
さあ昼食です。鎌田さんから行者ニンニクのおひたし。そして塚原さんから湯葉とキャベツの和え物です。絶妙な塩加減に舌鼓!ごちそうさまでした。
午後の作業は、森びと広場の苗床のトレイを、下の苗床に移動します。空いた場所を将来、オオムラサキが舞う森へとするための準備作業です。また、事務局の二人が新しい通行証の更新手続きをしてくれました。
そして、予定した作業が一段落し、休憩を兼ねて植樹祭での食事について話し合いました。帰り支度を始めると、臼沢に雨雲が流れこみ、足尾ジャンダルムか濃い雨雲が押し寄せてきました。寒暖計は9℃でした。
本日のボランテイアは、高橋、鎌田、松村(宗)、松村(健)、岡安、加賀、小川、済賀、水落、そして筆者でした。
(報告 福田哲男)
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