栃木県ファンクラブ 2018年も力を合わせて活動します
1月7日、森びと栃木県ファンクラブは、宇都宮で定期総会をおこないました。東京事務所から来てくださった済賀さんを含め、参加者は14名。笑顔で新春の挨拶を交わし合い、座長・福田哲男さんの進行で、明るく話し合いができました。
栃木県ファンクラブは、足尾の活動現場まで1~2時間で行けるスタッフが多く、積極的に活動を担っています。会長の鎌田さんは、5年間の振り返りと今年の課題として、「大部分は森に成長し安心できるようになった。でも臼沢の上層だけはシカの食害を防ぎ切れず悩ましい。何としても根づかせたい」と挨拶されました。
各スタッフも思いを述べました。
「平らな所の植樹と思い参加したが、臼沢の上まで登ることになるとは!でも登ったら気持ちよくて。今年は参加率を上げたい(福田修一さん)」「南相馬のための行田市の苗床での活動が多いが足尾にももっと行こうと思う。職場にも興味持っている人がいる(矢野さん)」
「日曜しか休みがないためどう参加しようか悩みどころ。でもシロクマの餓死寸前の動画を目にしたりすると地球温暖化の崖っぷち状態を実感して何とかしたいと思う(弘永さん)」「足尾通いは本当に楽しい。体も丈夫になった気がします。今年もよろしくお願いします(福原さん)」
「職場の他の人にも参加してもらおうと思っている。昨年読んだ『人にはどれだけの物が必要か ミニマム生活のすすめ』という本がとても面白く、開催したフォーラムとも通じる。(山本さん)」「フォーラムをやってみて『なぜ地産地消が必要か』という原点をもっと参加者と共有したいと思った。(加賀さん)」
稲葉理事と済賀さんからは、フィリピン・ルボ村基金設立の説明と寄付の案内がありました。現地に行けない分、できる範囲で応援の気持ちを表わし、周りも声をかけようとの呼びかけに、思いをひとつにしました。
最後に新役員体制が承認されました。5年にわたり会長を務めた鎌田さんは顧問に、監査を務めた稲葉理事はアドバイザーに、新会長は加賀さん、新副会長は橋倉さん、書記と書記次長は引き続き小川さんと筆者です。これまで栃木県ファンクラブをけん引してくださった鎌田さん、会計監査いただいた稲葉理事、本当にありがとうございました。
新年会は、理事で栃木県議会議員の平木ちさこさんも参加してくださいました。定休日にも関わらず快く開店してくださった『龍亭』で、アツアツで美味しい中華料理を食べ、皆で話をして盛り上がりました。
清水さんから、鎌田さんと橋倉さんにサプライズ手作りプレゼントがありました。竹で作った行燈です。中には電池型の電灯が入っていて、竹串で押して点灯させることができます。高いデザイン力の作品と、おふたりのご功労に、拍手喝采でした。鎌田さん、橋倉さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
栃木県ファンクラブは、2018年も「楽しく」「体調に気を付けて」「山と心に木を植える」をモットーに笑いのある活動を共に創りだし「森とも」の輪を広めていきます。
また、11月に開催した「森と食とエネルギーの地産地消を始める市民フォーラム」のように、生活スタイルを見つめ直して自分たちができることを考え、エコな生活も楽しんで、地球温暖化防止につなげたいと思います。
(報告:唐澤)
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