久しぶりの秋晴れ、何となく重たい気分が吹っ飛んだ!
太陽の光と青空がこんなにも有難いものかと思った一日でした。朝の気温は9度、中倉山には雲がかかっていましたが、ガスが上昇していたので天気は良くなると思いました。
今日は、11月18日に予定している「秋の感謝デー」で植える苗木を獣害から護る柵を支える鉄筋の再利用の準備をしました。
上の苗床に刺してある鉄筋と柵、金網のすべてを取り外しました。11月には、これを再利用して、臼沢の森西に補植する苗木を護る柵になります。
昼食後の天気は重い気持ちを吹き飛ばす秋晴れとなりました。青空と冬鳥のマヒワの鳴き声、そして遠くでは雄鹿の遠吠えが聴こえるだけの静かな足尾松木沢。そんな中でスタッフの技は発揮され、周囲100㍍程の苗床は整備されました。
朝一番に松村宗雄スタッフは樹徳高部活動サポートの感想文を筆者に渡してくれました。少しだけ紹介します。女子高生から「森びとの方々は温かいですね」という言葉を聞いて、“山と心に木を植える”という合言葉の意味が分かってもらったのかと思いました。肌寒い日だったので薪ストーブに火を入れましたので、その相乗効果もあったのかもしれませんが、貴重な体験をさせていただいた一日でした。
夕方4時過ぎると、森びと広場には鹿たちが寄ってきました。この広場は比較的風が当たらない場所なので落ち着くのでしょう。“早く帰ってくれ!”と言わんばかりの鹿でした。
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