シルバー大学の皆さんと、笑顔・笑顔の森作業!
昨日(6/6)の足尾・松木沢はどんよりした曇り空。梅雨入りも間近かと思われる天気でした。しかし、森作業には最高の天気です。
シルバー大学中央校「ウォーキングクラブ・35げんき会」の皆さんが、応援ボランティアに来てくれました。そんな皆さんを歓迎するかのように小ギツネ(名前募集中!)が作業小屋の周りをウロウロして、中を覗き込んでいました。
「35げんき会」の皆さんには、昨年秋にも40数名で来て頂き、森作業を手伝ってもらいました。その出会いは、松木沢ハイキングの下見に来て、「みちくさ」に寄って貰ったことからでした。森びとの活動に共鳴し「何か手伝えることがあるならば」と大勢でポット苗の草取りをしてもらったのでした。作業小屋でお互いの自己紹介をし、松村スタッフから歓迎の挨拶と作業内容が述べられスタートです。本日は、南相馬市の「森の防潮堤」に植えられるタブなどのポット苗の草取りです。
昨秋に経験済みのせいか作業は極めてスムースに進み、尚且つやよもやま話しに花が咲き、笑顔、笑顔の連続で午前中の作業はアッと言う間に終了。57トレー(1,000ポット強)の草取り・土の補充を仕上げました。
地元の塚原さんの差し入れと、スタッフが用意したみそ汁で昼食を済ませ、午後は「民集の杜」の散策に出かけました。2014年から今年まで4回の植樹祭の苗木達を見て廻りました。(皆さん!ご安心ください、今年植えた3、000本の苗木は99,9%元気に枝を広げていました。)年を重ねるごとに苗木が大きくなり、その変化を見ることが出来、“とても良かった”との声を頂きました。
作業小屋に戻り「森びと通信」を贈呈し、今日の感想をお聞きしました。その概要を紹介します。
①地域の小学校で、「自然を大切にすること」を教えている。今日は大変参考になった。毎年参加したい。
②自宅近くの木が沢山伐採されさみしい。ここに来て沢山の木を見られて幸せ。植えて1年と2年の変化を見ることが出来、木の成長はすごいと感じた。
③地球温暖化で環境が破壊されてきた。経済を優先させたアメリカの「パリ協定」からの脱退は駄目。森びとが地道な活動をやっていると初めて知った。植樹活動は、草取りなど機械化できず手作業でやらなければならない事が実感できた。
「35げんき会」の活動は、6月13日、27日、7月4日と続きます。引き続き楽しく作業と交流を行なっていきましょう。大変ご苦労様でした。
皆さんが帰った後、福原スタッフはポット苗にたっぷりと水をかけてあげました。また朝には、実家で作ってきた臼沢の森階段用横棒と杭を沢山運んで来てくれました。ありがとうございます。
“どくだみ荘”近くにツユクサの花が開いていました。間もなく雨のシーズンとなります。スタッフ達にとっては少しつらい季節になりますが、木々達は喜んでいます。無理なく、怪我なく、元気よく頑張っていきましょう。
今日のスタッフは、松村宗雄、福原、報告者・橋倉でした。
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