カモシカも気になる臼沢の森?
パステル調の黄緑色が輝いている臼沢の森。今日の午後は、植樹祭会場の臼沢の森最上地の作業をしました。民集の杜の培養土移動と民集の杜で一番ロケーションが良いと思っている「糺の石」を整地しました。
昼食後は、611段の階段を登り、臼沢の森植樹会場のマルチング用枯草集めと穴掘りをしました。途中、実生が若葉を恥ずかしそうに広げていました。
それぞれが道具を担いで急斜面を登り、あと30m程のところでカモシカの姿を発見。
よく観るとカモシカがネットに絡まっていました。筆者が「素早く救おう!」と声をかけ、全員でカモシカに絡まったネットを外し、逃がしてやりました。空にはトンビが飛んでいましたが、残念そうでした。逃げて行ったカモシカを観た皆さんは、「今日は良いことをやりましたね」、という笑顔でした。
その後、最高齢の鎌田さんは水を飲んで枯れ草刈りの準備。枯草集めと穴掘りに分かれて作業を進めました。植樹用の穴は二人で100掘りました。
後2時間ほどの作業でしたが、皆さん気分は満足そうの様でした。中倉山の北斜面ではカモシカを観かけますが、臼沢の森でカモシカに遭ったのは初めてでした。昨日の蛇の歓迎と本日にカモシカに遭えたということは、私たちが育てている森が気にかかるのでしょうか。
そう考えると嬉しくなる森作業でした。本日のボランティアは、鎌田、橋倉、仁平、東城、高橋でした。(報告 高橋佳夫)
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