足尾・ふるさとの森づくりでお会いしましょう!
昨日、足尾では鎌田、松村スタッフが足尾で植樹祭の準備作業を行った。事務所では植樹祭の事務作業と参加呼びかけを行った。
八十八夜の昨日、奥山では霜が降った。
奥の森は春が始まったばかり。カタクリの花がここぞとばかりに咲いている。10日もするとこの花の勢いはなくなる。
この頃になると落葉広葉樹の若葉が膨らみ、その翼を大きく広げてくる。
その後、カタクリは日陰で根を広げ、それは料理の味を豊かにしてくれる。木々はカタクリの命がつながっていくまで葉を広げない。紫色の花が衰弱する頃まで、じっと葉を広げずに待っているようだ。
人間社会のけん騒の中ではカタクリのいのちを支えるまで葉を広げることを我慢しているような生物社会のひとこまを感じることが少ない。
5月20日の第36回足尾・ふるさとの森づくりでは、こんなひと時も感じ取っていただけるような植樹祭にしたいと願って準備をすすめたい。(理事 髙橋佳夫)
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