何があろうとも「現場・現場・現場」の重要性を実感した作業
昨日(13日)は、事務局の作業集中日として、日頃スタッフの皆さんにご迷惑をおかけしっぱなしのため、現場の苦労を我がものとしようと企画し、実行しました。
事務局の加賀さんの指示のもと、5月20日の植樹祭会場の一つである臼沢の森(急斜面)に篠竹を刺し、500穴を掘りました。植樹会場への611段の階段を登る際は、2005年から植樹をし、小さな森へとなってきたことを実感しながら、当日参加者を迎えて、どのようなことを話し、参加者に感じ取っていただき、再び訪れていただけるかを考えながら一歩一歩登っていきました。
雨が心配されるなかでの作業でしたが、少しへっぴり腰ながらも、参加者の負担を少しでも軽減できるよう、穴を掘ってきました。また、松井理事と水落事務局次長は鎌田スタッフの指導のもと、階段の修復を行いました。当日は怪我なしで植樹祭を終えたいものです。
下山後は、事務局の岡部くんと大野理事の奥様によるこんにゃくと汁で冷えた身体を温めることが出来ました。
午後は、高橋副理事長と橋倉スタッフが栃木放送にラジオ出演をされ、足尾での森づくりや5月20日の植樹祭について約1時間話をするというので、みなラジオに耳を傾けて、自分のことのように緊張しながら聞き入っていました。途中、鎌田スタッフに対して、生中継の電話が入り、さすが最年長の鎌田スタッフが食害防止用ネットに引っ掛かりもがいていたカモシカを救出されたことをはじめ、堂々と現場の生々しい様子を語っておられました。
その後は、もう一つの植樹会場である民集の杜(緩斜面)に刺す篠竹を1700本ほど皆で作りました。
さぁ、5月20日の植樹祭まであと1週間となりました。参加者は350名を超えるようです。350名を迎え入れるために現場に入って、五感を使って肌で現場を感じることの重要性を改めて感じることができました。残り1週間、万全の体制で参加者の皆さんを迎えるよう、理事会及び事務局・事務局スタッフは全力で臨みます。心よりお待ちしております。
(事務局・小林敬)
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