森と生きる暮らしを語り合う足尾・ふるさとの森づくりで会いましょう
間もなく足尾・松木沢周辺の荒れ地でも「緑」色が目立つようになる。この時季の若葉のパステル調の色は心を和ます。
若葉が大きくなると孵化した昆虫たちが若葉に集まり、美味しい若葉を食べて成虫になり、命をつなぐ。
足尾・松木沢にもオオルリが鳴きはじめ、間もなくキビタキも囀りだす。若葉に集まる虫たちに支えられて命をつないでいく鳥たち。これから森の中では子育てで忙しくなる。
若葉のパステル調色はパソコン等で疲れた目を癒し、鳥の囀りでは気分も和むのが嬉しい。その上、瑞々しい空気に触れると砂漠化した気分が清々しくなるのも有難い。
この恵みはお金を支払って得られるものではない。全ての生き物が平等に草木から恵まれている。この時季は草木(森)が全てのいのちの源であることが実感できる気がする。
でも、この恵みが無限ではないことに気が付かなければならない。森はその警告を発している。5月20日の開催する第36回足尾・ふるさとの森づくり(植樹祭)では、森と生きる暮らしも語りあいたい。(理事 髙橋佳夫)
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