新年初の足尾・森作業を始めました
本日1月4日は、スタッフおよび事務局のメンバーが集まり、足尾での今年最初の森作業でした。
朝、足尾につくと、曇りで、時折、日差しがさしながら風花がふいてました。気温は摂氏5度でした。年始ということもあり、最初にお茶をしながら今年の抱負などを話したりしました。
スタッフからは、食害対策についてやこれからどうした森にしていきたいなど抱負が語られ、事務局メンバーからは、もっと足尾に足を運びたいなどの抱負が話されました。
じっとしていられないわれわれは、話を手短に切り上げ、ビニールハウスで今年からはじめた新しい育苗方式の苗木を見に行きました。温度計の記録をみると、最高気温は34度で、最低気温はマイナス7度という記録でした。厳しい環境にあることを実感しました。
一方で、苗木たちは元気そうでした。
その後、育苗グループと、植樹場の食害チェックグループにわかれました。食害チェックでは、特に問題はありませんでした。樹々たちは、すっかり冬支度をして、冬眠しているようです。
ビニールハウスでは、この足尾の風景とは打って変わって緑色の葉を照らせて元気そうです。この厳しい環境ですが、なんとかこの冬を耐え忍んでほしいです。人間社会は新春ですが、足尾はこれから本格的な冬がきます。その寒さに備えている足尾の樹々たちでした。きたる春にむけて、われわれは樹々たちより一足早く仕事を、昨日開始しました。
二人の抱負を紹介します。「昨年(2016年)は、”明日は必ず来るものではない、今日を大切に生きよう”と心掛けてきました。しかし、現実は反省しきりです。今年は私の干支です。そこで今年は、”何事にも興味を持ったら即実践”に挑戦します。それには、可能となるタフな精神力と身体を鍛え、毎日に感謝し、充実した一年(一念)にしたいと思います。」(松村宗雄)
「2017年の課題を文字にすると”共”です。この一年間の活動を振り返ると、足尾現地でのボランティア作業ではスタッフの皆さんとの話し合いが不十分であったと反省しています。よって、今年は、失敗による恥ずかしさなど捨て、悩みを仲間と共有化し、”共”に話し合う事の歓びを実感したいと願っています。」(福田哲男)
全国の”森とも”の皆さん、今年も元気な森を各地で育てましょう。本日の森作業は、橋倉、鎌田、松村、福原、小川、柳澤、小林、宮原でした。(事務局員 宮原哲也)
コメント