爽やかな秋晴れの臼沢の森に“恩送り”、絆を深めました
冷たい風が少し気になりましたが、今日は真っ青な青空の下で、想像できないような明日を植えられた秋の感謝デーでした。全国の“森とも”が植え、スタッフ達が育てている足尾「臼沢の森」には、45名の“森とも”の歓喜が紅葉の森に響いていました。
10時過ぎ、感謝デーに集ってくれた45名に大野昭彦理事が歓迎の挨拶。早速、秋祭り真っ盛りの臼沢の森に向かいました。事務局員とスタッフが背負子と籠を背負って、20本程の苗木と鍬などを運び揚げました。その後に、参加者が移植ゴテと苗木を持って、急傾斜の階段を約300m登り始めました。30分程で植樹会場へ到着。眼下の輝く紅葉と、岩と草だらけの中倉山北斜面を眺めながらひと休み。
植樹本数は400本、植え方のアドバイスを受けて、ブナ、モミジ、トチノキ、コナラを植えました。
1時間半程で全ての苗を植え、枯草でマルチングしました。スタッフが最後のチェックを行って、小さな苗たちが命をかけて未来をつくってくれることを願って記念写真。
下りは、濃い秋化粧をした木々たちの祭りに歓迎されながら、気分も軽く、落ち葉を踏みながら、輝いている葉の美しさを心に焼き付けていた皆さん。
遅い昼食では、「塩クジラ汁」、「もってのほか(菊)」、「ホルモン焼き」、そしてデザートには餡子もちときな粉もちがふるまわれました。
交流タイムでは、急な階段の上り下りでの植樹でしたが、紅葉真っ盛りの森に触れ、旬の味、懐かしい味に気分は満足そうでした。未来への「恩送り」をしてくれたWE21の皆さん、“森とも”の皆さん、ありがとうございました。
「想像できないような、1000年後の未来も」、今日から始められました。
事務局員、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)
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