地球のために私たちができることを見つけられた6/26フォーラム・・・その2
「パネリストの皆さん、吉原さん、どの方のお話も大変興味深かったです。原発事故の事は話題にし難いですが、真正面から語れる場がほしいです。希望もとても感じました。」(30代女性)。「同感することが多く、普通に暮らす、暮らしていけることの意味を考えたい、大事にしていきたい。」(60代男性)という感想がアンケートに寄せられていた。
パネリストの一人・岡部幸江さんは南相馬市の出身。岡部さんは、ディスカッションで南相馬市民の被災状況を報告、その上で原発に反対する集会やデモだけでなく、原発に頼らない環境を、自分たちでできる事を実行していくことの大切さを参加者に伝えました。マンションの屋上を借りた自然エネルギーの発電、そして町への陳情などを通じて「一般社団法人大磯エネシフト」を設立させて規模を大きくしようと奮闘している。このように地球環境との調和を図り、安全かつ安心な方法で安定的な電力確保に取り組んでいる。そして彼女は、原発事故が無かったことに対する流れにストップをかけよう、と訴えた。(写真上)
梅雨の晴れ間に、ノイチゴが実を大きくして、熟し、少し酸っぱさのある美味しいノイチゴのジャムを恵んでくれた。森の有り難い恵みだ。しかし、原発被害を受けた森でもノイチゴは実を付けるが、30年間以上もこの恵みを私たちはいただくことができない。その上、森にも入れない。チェルノブイリの森はその恐ろしさを私たちに警告している。(理事 髙橋佳夫)
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