猿のランチは一年生苗木の根に付いている実
雲ひとつない足尾アルプスの中倉山と青空が絵に描いたようでした。気温は17度まであがりました。
今日の作業は今年度最後の植樹でした。民集の杜にシラカンバを植えました。植える場所は写真の通り、岩だらけです。
ツルハシで岩を動かし、スコップで穴を掘りました。ひとつの穴掘りは15分程かかり、周囲は岩だらけになります。
4名で50本植えるにも大変な体力を消耗します。50匹以上の群れをなして遠足している猿の様子を見ると、疲れは少し癒されます。
植樹を終えて「森びと広場」に帰ると、苗床は猿の軍団に荒らされていました。一年生のコナラ苗とヤブツバキ苗が抜かれ、根に付いている実と根が食べられていました。
一年生の苗には実が付いていることを学習している猿たちのレストランになってしまいました。その片づけをして帰路につきました。今日のボランティアは仁平、岡安、小川でした。(報告 高橋佳夫)
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