雛祭りの日、健やかな成長を願って“恩送り”を形にしたい
東京事務所は大野所長(理事)を筆頭にした在京の皆さんは、13日に開催する第11回通常総会と「2016年森びらき」の準備で忙しい。自宅近くの桜が咲きだした。
筆者は、7日(千代田区立日比谷図書文化館・13時~)に開かれる「IGES国際生態学センター市民環境フォーラム」に招かれ、「公害教育原点の地:足尾における森づくり10年の実り」の報告をすることになった。その準備に追われている。
ヒントはないものかと新聞を読んでいたら、倉本聰さんが、「食うことによって我々は生きている。その食料は自然が創る。自然と農民の労力が創る。ITも金融も食糧は作れない。にもかかわらず、人はその恩恵を忘れている。恩送りという言葉がある。・・・恩返しは当座の謝礼だが、恩送りは未来永劫に対し、その恩を返していく行為を言う。・・・。」、と新聞に書いていた。(『毎日新聞』3/2付・17面「林中無策」欄)
フォーラムでは、この精神を伝えられたらと思った。教育者ではないので難しいことは伝えられない。スタッフと共に森づくりに向き合って、色々学んだ事を伝えたい。
核心点は、大人たちが本気になって未来を生きる子供や若者たちの暮らしの基盤を築くために、安全な所で“もどき人”、“つもり人”にならないことだ、と思っている。
上の写真(電波停止発言許さない)の様に、おかしいと思ったら起ちあがって、“恩送り”を形にしていくことを伝えたい。(理事 髙橋佳夫)
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