不思議で有難い力を秘めた森(自然)に感謝した2015年
人は、自然界の力から様々なことを学び、その恩恵に頼っていると思います。紹介している写真を見ても、何かを得ることができるのではないでしょうか。写真は24日の足尾松木沢です。
年末を迎え、会員のFさん(千葉県女性)からメールが届きましたので、一部を紹介します。彼女は、「自然が失われることに苦しみを感じていましたので、“山と心に木を植えよう”と呼びかけている森びとで何かの答えが見えるかもしれないと思い、昨年、入会しました」。
その後、植樹祭や森作業に参加して、「体の中から何かの力のようなものが湧き出て来てどんどん体が楽になったのです。とても不思議な感覚でした。人間の体には気がつかないだけで自己治癒力のような力強いものが内に秘められているような気がしました」。
また、「私が森びとから得たことは、苦しみを受け入れ自分の生命の力を信じようということでした。石川啄木さんのお導きかもしれませんね(笑)。心よりお礼申し上げます。森びとの皆さん、良いお年をお迎え下さい」。
Fさんありがとうございました。計り知れない自然界の力と恵みを人間だけが独占しようとすると、自然界からの“バチが当たる”と思います。生物社会の一員に過ぎない、という意識を見失っていけないと思います。
来年も、全国の“森とも”の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。(理事 髙橋佳夫)
コメント