南相馬市の被災地に鎮守の森を願って垣根づくり
11月1日、南相馬市鹿島区烏崎公会堂では生垣づくりが行われました。この烏崎公会堂は東日本大震災の津波で流失されましたが、別の場所に移転し建設された公会堂です。また、烏崎地区では津波により150戸が流失し、60名の方々が犠牲になりました。公会堂敷地内には津神社と八竜神社が移築され合祀されました。
垣根づくり植樹には、住民40名と鎮魂復興市民植樹祭応援隊(東城、松林、原田、岩橋)が参加しました。今年4月、応援隊の西代表から垣根づくりの相談を受け、烏中行政区長から協力依頼を受け、昨日の植樹になりました。垣根となった木々はシラカシ100本、ヤブツバキ100本でした。この苗木はJREU東京からのプレゼントでした。参加者した住民からは、「10年ぐらいで北風や西風から公会堂が守れるな」と言っていました。
植樹終了後、「むかごご飯」と「トン汁」をいただきました。たいへん美味しく身体が温まりました。ちなみに「むかご」は天然の山芋の実です。植えた木々がやがて鎮守の森に育ってくれることを願いました。地元の皆さん、ご馳走様でした。(事務局・岩橋 孝)
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