命を育む自然の力に改めて感謝です
梅雨の合間に松木渓谷を散策してきました。青空が透き通って谷風が爽やかな日でした。
今日は、三日前の7日に松木渓谷のウメコバ沢で滑落事故がありましたので、それを教訓にしようと散策しました。
松木渓谷を訪れる方は毎年多くなっている気がしていますので、事故などが発生した場合に備えて距離と時間そして場所の状況を把握しておくべきだと思い、松木渓谷を散策しました。
舎人に指定された橋倉さん、福田さん二人の現場把握を含めて、今日は9時半頃に車侵入禁止ゲートを出発しました。
7日に滑落事故があった場所はウメコバ沢でしたので、その場所までの通信機能点検、所要時間等を把握してきました。いざと言うときに生命を助けるためのできることをしよう、と散策してきました。写真の中央に見える小さな白い点の松村さんが分かりますか。大きくするとしたの写真です。
それにしても自然の偉大さを改めて実感しました。とくに「丹平壁」(私たちがかってに呼んでいる岩壁)の凄さに皆さんが感動しました。
また、ウメコバ沢先の砂防ダムから見えとその奥のそびえる森と、ここまで辿り着くまでの煙害の岩山を比較してみると、奥の森の雄々しさに自然の有難さを感じました。中倉山の孤高のブナも元気そうに見えました。
人間のかってな自然への暴力的支配に耐え抜いている草木の地下に強さと水の有難さに心から感謝した一日でした。(理事 高橋佳夫)
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