未航海の海原へ進路をとって、生きていることが最高の幸せな暮らしへ
全国の“森とも”の皆さん、明けましておめでとうございます。当NPO法人は、今年から新たな10年へ向けて“森とも”の皆さんと第一歩を踏み出したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
合言葉は今年も“山と心に木を植える”ですが、今年は山に木を植えながら、地球温暖化防止へ向けた悔いのない運動を創りだすために、当たり前のことを実行したいと考えています。
今年は年末にパリでCOP21が開催され、京都議定書に次ぐ2020年以降の温暖化対策の新枠組みの合意が目指されています。IPCCは、「対策を打たなければ人々の健康や生態系に深刻な影響が及ぶ」(IPCC第5次報告で)、と警告しました。
当NPO法人の目的は「森づくりを通じて自然環境と人間の生命を大切にする心を育む人づくりをめざす。志を同じくするすべての人々と連携を図りながらこの活動を次の世代へつなげる」としています。
目的はお飾りではありませんので、地球の最期の悲鳴に応えるために、環境省へ、政府へ、そして連合へ、市民へ、これからも森(自然)に寄り添って生きていける地球を守っていくアクションを呼びかけていきたいと思います。(写真上:一世紀以上煙害に耐え抜いている足尾中倉山に生きるブナの実です)
2015年も元気で健やかに、生きていることが最高の幸せと感じる海原へ、進路をとっていきましょう。(理事 高橋佳夫)
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