今年最初の会津ナラ枯れ調査をしました。
昨日(28日・土)、ナラ枯れを何とか防止しようと始めた炭による樹勢回復の調査を今年初めて行いました。調査は、Aブロック~Fブロックの標準木の状況、カシナガの穿孔状態・樹液の排出状態等でした。雨は今にも降りだしそうでしたが、幸い何とか降らずに調査が出来ました。
カシナガ(カシノナガキクイムシ)の活動は見つかりませんでした。勿論、フラスも出ていません。幹からは樹液も流れていませんでした。幹の測定では、木の一本一本にプレートを付けていますが、プレートを結んでいる紐が張っていました。生長している様子が分かりました。
只見川の水量は満々と充ちて、山の新緑の姿が川面に映し出されて最高の景色でした。自然の力と美しさを実感しました。そのためにもナラ枯れ防止を何とかしたい、と願って帰路に着きました。森びと福島県ファンクラブの増子さん、東城さんお疲れ様でした。(スタッフ 仁平範義)
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