空腹を満たしてくれる春が待ち遠しい?
春日和の足尾でしたが、北風が冷たい空気を運んできた瞬間には肌寒さを感じました。午前中は、仁平スタッフが粉炭詰めをしました。筆者は松木の杜、新松木の杜、東松木の杜そして苗床をチェックしました。
この時季は新芽が顔を出すまでの間、鹿、猿、ウサギたちにとって最悪の時です。私たちにとっても最悪になりがちです。木々をチェックしていると最悪な事態になっていました。
桜の樹皮が食べられていました。それも幹をぐるっとひと回りかじられました。これでは桜は生きていけません。
それでも餌が足りなかったのか松木の杜に雄の鹿が死んでいました。
ヤシャブシの新芽が膨らんでいる様子やコブシの白い花びらが弾けそうになっている様子を見ていると、動物たちの空腹を満たしてくれそうなのですが。
冷たい風が吹くたびに苗床のポットが乾燥している様子なので、夕方、苗床のポットに散水をしました。(理事・高橋佳夫)
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