南相馬市民の心を世界へ拡げたい
11日は、東日本大震災から2年10か月となりました。南相馬市では、警察や消防など360人の皆さんが沿岸部の行方不明者の捜索を行っていたことを翌日の新聞が報道していました。
東日本大震災と原発事故から間もなく3年を迎えますが、私たちは仮設住宅で生活をしている方と話をする機会がありました。11日には原町区の仮設住宅、12日は鹿島区の仮設住宅で話をしましたが、私たちが励まされている気がしました。
19日まで市長選挙期間中ですので、住民からは「寒い中、ご苦労さんだね」、「応援しているよ」という声を掛けられました。鹿島区の仮設住宅では、昼前に「かしま福幸商店街」に行き、「絆」という店に立ち寄り、ご主人からは、市長選について「1期だけで判断するのではなく、2期・3期やってそれで判断をするべきだ」、また、新潟県燕市での避難生活の話し、さらに8月に計画している鹿島区の盆踊り大会の話を聞きました。
皆さん、仮設住宅で不自由な生活を強いられているのですが、自分たちのことよりも地域・仲間のことを第一に考えられている話ばかりなので、南相馬市の皆さんの姿に感銘を受けました。「絆」の皆さん、コーヒーにお茶ご馳走様でした。(事務局・小林発)
現地の天候は氷が張るなど寒そうでしたが、報道では大寒波がアメリカを襲い、ライフラインが一時ストップしたようです。
気象予報士の話では、気流が蛇行して大寒波を日本やアメリカの一部へ押し寄せたそうです。地球温暖化による海水温度の上昇が影響しているそうです。
南相馬市民の様に、自分の事よりも他人の事を心配しているように、私たちは各国の市民のために動き出し、原発に頼らない森と生きるライフスタイルを実現する絆を世界の市民と強めなければいけないようですね。(大寒波の写真はインターネットより)
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