未来を生きる子供たちの生きる環境は大人が責任をもって
今年6月と11月に日光市立三依中学全生徒たちと一緒に環境問題の学習をしてきました。
一昨日、11月に学習してきた全生徒の感想文と校長先生のお礼文が事務所に届きました。
感想文を紹介します。「地球の大自然からすれば僕たちなんかかなり小さな存在でしかないと思いました。自分たちを守っている森や林や海を敬って大切にしていきたいと思いました。」(2年A君)、「森が無くなってしまったら色んな災害が発生することがよく分かりました。私たちが生まれていなかった頃も色々な危険があっても森があったので人間は助かった等の話を聞けてよかったです。人間の勝手な行動で自然を壊したくないと思いました。」(2年・Aさん)
「僕は地球温暖化についてあまり真剣に考えたことはありませんでした。けれどこのままだと4度以上気温が上がるので考えてみようと思いました。そして虫なども殺さずに生かしてあげようと思いました。また、雲などを見て天候を考えてみようと思いました。」(2年・A君)、「自然に対して人間の都合で動かそうとする事は間違っているという言葉が印象的で、いちばん人間が偉いのだと思ってしまうのは人間の特徴で、しょうがないけれど自分よりも大きな時代を生きてきた自然に対して敬意をはらって生活していきたいと思いました。」(2年・Sさん)
「高橋さんのお話を聞いて”自然を大切に”と言う言葉がとても重く大切な言葉だと思いました。これからも森と仲良く暮らしていきたいです。そしてこの自然いっぱいの三依に住み続けたいと思いました。」(3年・S君)
今日の毎日新聞では岡田卓也さん(公益財団法人イオン環境財団理事長)と岸井成格さん(当会理事長)の対談が掲載されていました。この紙面で岡田さんは日本の原発政策に関して、「日本中にあれだけたくさんの原発を造ってしまったことが問題だと思います。」、小泉元首相発言に関しては基本的に賛同し、「数年前から都道府県に推薦をしていただいて、中学校にソーラーパネル寄贈してきました。今日どれだけ電気ができたかを見てもらい、関心を持ってもらうようにしてきました。・・東南アジアに原発を売り込むのは、率直に言えば”過ちの繰り返し”と言ってもいいと思います」、と述べていました。
この紙面を読み、単に原発批判だけでなく、未来を生きる子供たちへ企業としての社会的責任を果たしている話だと感じました。
他方、足尾では昨日、ビニールハウス内の苗木に散水しました。その後は、東松木の杜柵設置の追い込み作業を行いました。作業現場は今までと違い、石がゴロゴロして支柱を阻み、作業がスムースに進みません。でも現場にキツネが現れるとその気分も癒されます。柵設置は作業計画どおり、植樹会場がイノシシに荒らされないように年内に完成させたいです。
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