田中正造さんの志を貫く”森びと”へ!?
昨日の宇都宮市郊外では写真のような霜が降りていました。
朝ラジオを聴いていると、今日は田中正造さんが明治天皇に直訴した日でした。1901年の今日、正造さんは未来を生きる市民のために当時、鉱毒を垂れ流していた足尾銅山操業の中止を求めて直訴したのでしょう。早速、9月に散策した渡良瀬遊水地と正造さんの所縁の地を振り返りました。
鉱毒で暮らしと健康を奪われた農民の請願行動を弾圧(川俣事件)したのは官憲でした。今日でも「秘密保護法廃案!」と叫んでデモ行進をすると「テロ」ですから、現政権政党の思想は当時の思想を砲彷させます。
それにしても残念なのは、110年前も今も、社会悪に向かって松明(たいまつ)を堂々と掲げて、支え合ううねりが途中で消えてしまうことです。(写真はフィリピン台風被害)
足尾では明日から森作業。明日は先人の志を貫ける森びとになれるように、心に木を植えたい。(写真は亜硫酸ガスによってはげ山になった岩に土と草の種を張り付けた緑化事業)
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