森の暮らしから生まれた笑顔の素晴らしさ
立冬を迎えた足尾・臼沢の森は紅葉のピークが過ぎたようです。昨日の五十里湖周辺の紅葉もピークを過ぎていました。しかし、栃木県の一番北にある三依中学校校舎は秋真っ盛りでした。
昨日は三依中学全生徒達と環境学習を行いました。
二回目の学習は、「木々の恵み」、「森の働き」を日本と世界の気象状況から学びました。
皆さんは先月、砂防事業の見学を大谷川で行ってきました。豪雨と洪水によって被災してきた日本各地ですが、それを対岸の火事として見るのでなく自分たちの課題として考えているそうです。
学習では世界各国の干ばつ、豪雨と洪水による被災、日本の異常気象そしてそれらが私たちの暮らしと結びついていることを学んできました。
一時間の授業後は、仁平スタッフと橋倉スタッフから絵本・『サルト人と森』、仁平さん作のドングリストラップを贈呈、生徒達からはトチの実ストラップが私たちにプレゼントされました。
授業の最後には、七田さんから「森と生きる大切さを学び、自然を大切にした暮らしを考えていきたい等」のお礼を受けました。
全生徒5名の中学ですが生徒達は先生と仲良く、そして楽しく自然の中で学習と暮らしをエンジョイしているようでした。
授業サポートして感じたことは、他人である私たちを笑顔で受け入れ、一緒に環境問題を真剣に学ぶ姿勢が自然体であったことの素晴らしさでした。三依中のみなさん、来年もお会いしましょう。一緒に勉強できたことに感謝します。
コメント