秋の植樹、来年の森づくり環境整備ができました
21日から始まった秋の森作業が無事に終了しました。一週間にわたり森づくりを手伝ってくれたJREUの組合員(東北除く)の皆さん、ありがとうございました。
昨日は来月5日に実施する植樹祭の穴に腐葉土と黒土をすべて入れました。腐葉土の臭いがするとイノシシに穴が荒らされてしまうので、腐葉土は穴の下に入れその上に黒土を入れました。午後はいつものように南相馬市・鎮魂復興市民植樹祭を成功させるために状況を報告しました。
今日は、2007年に植えた絆の森が松木側の増水によって土砂が削られ、木々が流されてしまうのを防ぐために移植用の根回しをしました。
根回しをしたのはアセビとこぶし。砂地に生きてきたこぶしの根はがっちりと大地を抱えていましたので、作業は一本で40分位の時間がかかりました。
このこぶしとアセビは来年から植樹する約18000㎡の東松木の森に植える予定です。このこぶしが元気に育つと、荒涼とした地に眩しいほどの白い花を見せてくれることでしょう。
絆の森の一本のこぶしには実が付いていました。ほとんどが砂地なのですが、このこぶしの実を見ていると元気をもらうことができました。
食後には本日の作業が未来のいのちを支えてくれる森づくりであることを改めて認識し、多くの皆さんと原発に頼らない森と生きる暮らしを誓い合った一日でした。
スタッフの仁平さん、一週間のサポートお疲れ様でした。
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